兵庫県丹波篠山から、今年初めて入荷したお酒です。
営業さんから、熱燗近くまで温度をしっかりと上げて飲むのも
おすすめだと聞いていました。
黙って宴会で開けたらすぐに「これ、温めてみようよ」という声があがり、
急いで燗をつけたところあっという間に一本空いてしまいました。
常温でもスッキリした味わいで美味しくいただけます。
つまみは旬のスルメイカのゲソの茹でたてと、小さなモッツアレラチーズの大根おろし和え。
チーズは発酵食品ゆえ日本酒との相性も良く、和風のアレンジを考えるのも楽しいものです。
(宴会の日にはまだ黒大豆の枝豆が届いておらず、合わせられなかったのが残念でした)
「山酒4号」は山形県が開発した酒造好適米の名前です。
フルーティーな吟醸香のあるやや辛口、奥ゆきのある深い味わい。
アップが遅れて鮎の塩焼きなど夏っぽいメニューになっていますが、
穏やかな余韻が心地よく、どんな料理にも合わせやすい印象でした。
毎年定番、久礼のひやおろし。
一年中温度が15度~20度と安定し、湿度が90%ある洞窟で寝かせたという、
低温熟成とは異なる米本来の甘みが楽しめるお酒です。
ぬる燗もおすすめだそうなので、温めようかなと思っているうちに、
冷で飲み切ってしまいました。
つまみはカツオにしたかったのですが、材料の都合で鶏と根菜のうま煮と。。
濃いめの味付けがちょうどよく合いました。
フルーティーな中に谷川岳らしいバランスの良さが光る、スペック非公開の生酒です。
こちらも秋の焼き茄子のゼリー寄席と合わせて。。
黄色い食用菊が食卓に映え、重陽の節句らしい宴となりました。
化学肥料不使用の特別栽培米で醸したお酒。
ほんのり感じられるスモーキーな風味がオクラの豚バラ肉巻き、
ゼリー寄せにした焼き茄子の焦げた感じと相性抜群。
山廃の磨き58%とは思えないキレイな仕上がりでした。